ハヤカワ文庫は普通の文庫版用ブックカバーでは入らない
今年(2025年)は早川書房の創立八十周年の年だそうで、記念イベント「ハヤカワまつり」が開催されました。私もアガサ・クリスティに関するトークショー(三谷幸喜・山崎怜奈、アガサ・クリスティの魅力を熱弁 | ぶんじんのおはなし第二話)に参加して看過され、久しぶりにハヤカワ文庫(クリスティー文庫)の一冊を購入しちゃいました。
で、早速読もうと思ってブックカバーを付けようとしたら、これが入らない。え?どういうこと??と戸惑ってしまいました。

文庫本は一般的に、JIS規格で定められているA6判(105mm × 148mm)というサイズなのが“普通”です。が、高さに関しては各社微妙に違うらしいです。その中でもハヤカワ文庫は「トールサイズ」と呼ばれていて、105mm × 156mmなのだそうです。
ちなみにサイズだけではなく、天面の裁断がバラバラになっているのも特徴なんだとか。うむ、つまりはかっこつけているってことですな。

ハヤカワ文庫対応ブックカバーを購入
人によって色々と流儀はあるでしょうが、私は外に持ち歩くことも多いのでブックカバーは必須。しょうがないので、、、いや、この機会なのでハヤカワ文庫のトールサイズに対応しているブックカバーをAmazonで検索して購入しちゃいました。
それがこちら。栞堂のBOOK JACKETです。マーク横に書いてある通り、ハヤカワ文庫のトールサイズに合わせて、A6版に対して縦が7mm長くなっているそうです。
ということで、無事にハヤカワ文庫にカバーを掛けることができました。
使い始めはちょっとゴワゴワしているかな
素材は「倉敷帆布」だそうです。船の帆に使われる布ですから、丈夫さはかなりだと思われます。これならば長期間使ってもへたることはなさそう。
逆に、最初のうちはちょっとゴワゴワしていると感じるかも。私は気にしないですが、表紙がよれちゃうかもと気にする人はいるかな。きっと、使っているうちに馴染んでくる気がします。
ということは、この一冊ではなくハヤカワ文庫を何冊も読まないとダメってことかな。まあ、アガサ・クリスティの作品(クリスティー文庫)は103巻あるそうですから大丈夫か。

ここから買えます
私はAmazon.co.jpで購入しました。カラーバリエーションはグレー・ブラック・ブルー・レッドの四色があるようです。見ての通り、私が購入したのはレッドです。
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