歴史

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藤原道長 「御堂関白記」上 

★あらすじ 本書は藤原道長の日記「御堂関白記」の現代語訳である。最初の年 長徳元年(995年)は、藤原道長が三十歳、時の天皇一条帝が十六歳、藤原道長の姉であり、一条天皇の皇太后である藤原詮子が三十四歳、そして藤原道隆(藤原道長の兄)の娘で、...
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京都を学ぶ【洛東編】

★あらすじ 本書は、京都の文化資源を深掘りしていこうというシリーズの五巻目。地域ごとに分けて論じられてあり、鴨川やその東岸、そして山科辺りの“洛東”が本書の範囲。 平安時代の鴨川は、位置としては今と同じ辺りを流れていたが、川筋は広い河原に幾...
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風土記 現代語訳付き

★あらすじ 「続日本紀」に、奈良時代に元明天皇が風土記編纂を命じた(と思われる)記載がある。各国の産物や地名の由来、古老の語る事などの報告を求めている。畿内(大和、山城、摂津、河内、和泉)と七道が対象だったが、現在まで残っているのは出雲国だ...
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現代語訳吾妻鏡 10 御成敗式目

★あらすじ 寛喜三年 1231年3/19 飢饉で餓死者が出ているとのこと。北条泰時は伊豆・駿河の両国に出挙米を施すことを命ずる。4/2 河越重員は、廃れてしまった武蔵国惣検校職の職掌である四ヶ条を執行したいと、北条泰時へ願い出る。5/13 ...
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公武政権の競合と協調

★あらすじ 京都という都市から、日本の中世を見ていこうというシリーズの一冊。本書は、鎌倉幕府成立によって“歴史の視点”が東国に集中し、これまでは語られることが少なかった鎌倉時代の京都について論じた一冊になっている。 一般に、征夷大将軍となっ...
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現代語訳吾妻鏡 9 執権政治

★あらすじ 承久四年 (貞応元年)1222年2/6 犬追物が行われ、三寅(後の頼経)が楽しんだ。(犬追物の話は初出)5/4 地震があった。5/24 天地災変の御祭が行われる。7/23 大地震が起きた。(その後も、年末まで地震が頻発する。)8...
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現代語訳吾妻鏡 8 承久の乱

★あらすじ 建保二年 1214年2/4 実朝の病気見舞いに栄西が茶葉と自分が書いた書物を献上する。茶の効能を書いた書物だ。(「喫茶養生記」のこと)4/23 「京都の園城寺(三井寺)が延暦寺衆徒の襲撃を受け、放火され、建物の殆どが消失してしま...
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現代語訳吾妻鏡 7 頼家と実朝

★あらすじ 正治三年(建仁元年) 1201年2/3 旧平家方の豪族(城長茂)が京都で後鳥羽院の御所を取り囲む事件を起こす。「関東を追討せよ」との宣旨を出すように要求した。だが、失敗して逃亡した。3/4 城長茂らが捕らえられ、斬首・晒し首とな...
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現代語訳吾妻鏡 6 富士の巻狩

★あらすじ 建久四年 1193年1/5 工藤祐経宅に“怪鳥”が飛び込み、占った後に不吉ゆえ、祈禱を行う。 後に曽我兄弟に祐経が討たれることを暗示させる記事らしい。3/14 文覚上人が播磨国を知行し奉行するよう、頼朝が取り計らう。東大寺修繕が...
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インフォグラフィックスの潮流

★あらすじ 古くから発達した壌方図は「地図」だろう。英語の"map"は地理的な地図だけではなく、図面化・関連付けの意味もあり、人体図や歴史年表もマップの一種と言える。 時代が進み、世界で初めての地下鉄が1863年にロンドンで造られると併せて...
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