歴史

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レビュー

中世パリの装飾写本 書物と読書

★あらすじ西欧で印刷が始まるのは十五世紀。それまでは手作業による写本が中心だった。そんな書物には挿し絵を入れ(もちろん、これも手作業)、豪華に装飾を施したものがあり、今に伝承する。本書では十三世紀から十五世紀初めのパリで制作された装飾写本を...
レビュー

中世日本の勝者と敗者 敗者の日本史11

★あらすじ政治の世界では勝者・敗者が次々に入れ替わっていった。栄華を極めた平家。彼らは朝廷・公家政治の中枢部を簒奪して京都に政権を樹立した最初の武家だった。しかし、各地の知行国や荘園を平家一門で抑えるものの、結局は全国の武士集団の利益代表と...
オーディオブック

生きて帰ってきた男――ある日本兵の戦争と戦後

★あらすじ主人公は北海道開拓民の子どもとして生まれ、旧制中学を出たあとに勤め人となるものの招集される。戦後はシベリアに抑留され、帰国したあとも職を転々としたり、結核療養所に入ったりと苦労の絶えない人生を送った、そんな「ある男」の物語だ。そん...
レビュー

西洋中世奇譚集成 皇帝の閑暇

★あらすじ著者のティルベリのゲルウァシウスは1155年ころ、イングランドに貴族の家系に生まれる。幼少のころから学問に秀で、ヨーロッパ各地の大学を遍歴し、フランス・ランスの大司教の元で聖職者としての修練を修める。その後、各国の宮廷に使え、ドイ...
レビュー

乱舞の中世 白拍子・乱拍子・猿楽

★あらすじ十一世紀半ば、院政期が始まる少し前から京の都では路上の芸能に人々が笑い転げる風景が普通になってきた。総じて「散楽(さんがく)」もしくは「猿楽」と呼ばれる数々の芸能には、呪術的な芸を行う呪師(しゅし)、人形回しの傀儡師(かいらいし)...
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