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改訂新版 新書アフリカ史

★あらすじ アフリカ史においては利用できる歴史資料が地理的・時代的に偏りが酷く、サハラ以南のブラック・アフリカでは固有の文字を発明しなかったので、中世アラブやヨーロッパの資料に頼らざるを得ない状況にある。そのため、植民地的歴史観に縛られてし...
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世界はラテン語でできている

★あらすじ 我々は気づかずにラテン語に接していて、ラテン語由来の言葉に触れている。日本人もラテン語を学ぶ意義はあり、ラテン語を学べば現代社会で目にする難しそうな言葉を理解する助けにもなる。しかも、古代ローマ時代の発音はいわゆるローマ字読みに...
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藤原道長 「御堂関白記」上 

★あらすじ 本書は藤原道長の日記「御堂関白記」の現代語訳である。最初の年 長徳元年(995年)は、藤原道長が三十歳、時の天皇一条帝が十六歳、藤原道長の姉であり、一条天皇の皇太后である藤原詮子が三十四歳、そして藤原道隆(藤原道長の兄)の娘で、...
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遠野物語―付・遠野物語拾遺

★あらすじ 本書は、著者が遠野の知人から聞き取りをしたものをまとめている。その作業は明治四十二年から始まる。著者自身も遠野を訪れ、その土地の様子を直に見てもいる。 菊池弥之助という老人は、若い頃に駄賃(行商)をして各地をある行き回った。ある...
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ニュートン式 超図解 最強に面白い! ! 素粒子

★あらすじ 「素粒子」とはそれ以上分解できない、あらゆるものの構成要素のこと。原子は「原子核」と、その周りを回っている「電子」からできていることがわかった。この「電子」こそが素粒子だと考えられている。 では、原子核はと言うと、原子核は「陽子...
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われら古細菌の末裔

★あらすじ 1977年、アメリカのカール・ウッズとジョージ・フォックスが3ページの論文を発表した。そこには、様々な“細菌”のリボゾームRNA(rRNA)を解析し、分子系統解析法によって分類した表が載っていた。その表が示していたのは「メタン菌...
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京都を学ぶ【洛東編】

★あらすじ 本書は、京都の文化資源を深掘りしていこうというシリーズの五巻目。地域ごとに分けて論じられてあり、鴨川やその東岸、そして山科辺りの“洛東”が本書の範囲。 平安時代の鴨川は、位置としては今と同じ辺りを流れていたが、川筋は広い河原に幾...
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40℃超えの日本列島でヒトは生きていけるのか

★あらすじ 「40℃超えの日本列島でヒトは生きていけるのか」の問いに対する答えはYesだ。しかし、「体温」に関して良く理解しておくことが重要だ。また、人は暑さを気温“だけ”で判断しがちだが、人の体温に影響する環境因子はそれだけではないことも...
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「科学にすがるな!」

★あらすじ 作者は、友人の死をきっかけに、生や死について考えるようになる。自分が死んだらどうなるのか、その死の恐怖を払拭しようと、科学者に生や死を説いてもらおうと考えた。そして、物理学者の佐藤文隆にその想いを伝えたところ、インタビューを受け...
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風土記 現代語訳付き

★あらすじ 「続日本紀」に、奈良時代に元明天皇が風土記編纂を命じた(と思われる)記載がある。各国の産物や地名の由来、古老の語る事などの報告を求めている。畿内(大和、山城、摂津、河内、和泉)と七道が対象だったが、現在まで残っているのは出雲国だ...
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