レビュー

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エッセイ

考えるヒント

★あらすじ 本書は、新聞や雑誌に掲載されたり、著者が講演で語ったものを集めたエッセイ集だ。そのため、テーマは様々で、一般向けに書かれたものなので、いわゆる“評論”のような堅さはない。時事問題や古典の引用に、著者の体験などを交えた話の運びとな...
オーディオブック

教団X

★あらすじ 楢崎はさえない生活を送っている若者。そんな彼がちょっとの間付き合っていた女性、立花涼子が失踪してから数年が立っていた。ある日、友人が彼女を見たと楢崎に言ってきた。彼女はとある宗教施設に出入りをしていたらしい。だが、それは昔の話だ...
レビュー

オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン

★あらすじ かつて、ノルウェーのオスロ警察には、殺人捜査のプロフェッショナルたちが集まった特別なチームがあった。だが、ミア・クリューゲルが起こした“事件”によって解散の憂き目に遭う。チームのリーダーだった敏腕刑事ホールゲル・ムンクは地方警察...
エッセイ

小説の森散策

★あらすじ 本書は、「薔薇の名前」などの著者として知られる、イタリアの小説家・文芸評論家・記号学者・哲学者ウンベルト・エーコがハーヴァード大学ノートン・レクチャーズで行った六回の講義録をまとめたものだ。どのように読書すればいいのか、小説の作...
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グノーシスの神話

★あらすじ 名前は聞いたことがあっても、どのような思想・考え方なのかは知られていない“グノーシス”。ギリシア哲学のストア派の自然観、そしてユダヤ教・キリスト教の創造信仰のアンチテーゼとして捉えると分かり易い。 ストア派では、「万物にはロゴス...
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生命の歴史は繰り返すのか?

NetGalleyで刊行前の版をいただき、読んでみました。 ★あらすじ ピクサーの映画「アーロと少年」は、巨大隕石の衝突を免れ、恐竜がそのまま生き残った架空の世界を描いたもの。著者は、その作品に人間が登場することに違和感を感じる。恐竜が生き...
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天皇の歴史1 神話から歴史へ

★あらすじ 「古事記」「日本書紀」には、初代の神武天皇(カムヤマトイハレヒコ)からの伝承が語られている。一方で、歴史の教科書には普通、卑弥呼に始まり、倭の五王の事蹟が取り上げられている。後者は中国の歴代王朝の正史に記されたもので信憑性が高い...
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ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~

★あらすじ 時は2018年。前作から七年の時が過ぎている。北鎌倉で古本屋「ビブリア古書堂」を今も営んでいる主人公の篠川栞子と五浦大輔は結婚し、一女(扉子)を設けていた。その子ももう六歳。外見は母親の栞子そっくり。そっくりなのは本に対する興味...
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フェイクニュースを科学する

★あらすじ 嘘やデマ、陰謀論やプロパガンダは昔から存在した。これらがインターネット上で拡散していくものをフェイクニュースと一括りにされて語られることが多い。しかし、フェイクニュースは内容や伝達の問題だけではなく、情報の生産者と消費者が複雑に...
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プラド美術館の三時間

★あらすじ 原著初版は1923年。本書は1971年発行の第十一版を元に翻訳されたもの。 “わたし”は友人を伴ってプラド美術館を訪れる。観て回れる時間は三時間と限られているとしよう。そんな場合、どこをどう観て回れば良いのかを紹介したい。 芸術...
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