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エッセイ

中国 古鎮をめぐり、老街をあるく

★あらすじ「古鎮」とは、歴史ある街並みを残す中小規模の地方都市や村落のこと。「老街」とは、街に古くから残る通りを指す。本書は、著者が中国各地の古鎮・老街を訪れて書き記した紀行文だ。しかし、多くの古鎮は商業主義のディベロッパーによって観光地と...
レビュー

バッタを倒すぜ アフリカで

★あらすじ著者は余りにも多くのバッタを触り続けたのでバッタアレルギーになってしまった。バッタを素手で触ると蕁麻疹(じんましん)が出るのだ。そこまでして“ものにした”研究成果を著者はやっとの思いで論文に発表することができた。研究テーマは「サバ...
レビュー

初版グリム童話集1

★あらすじかえるの王さま または鉄のハインリッヒ森で遊んでいた姫は、池にまり(ボール)を落としてしまう。「まりを取り戻せるなら何でもする」と願うと、池の中から蛙がまりを持って現れる。しかし、姫は約束を守らなかった。城に戻った姫だったが、翌日...
レビュー

世にも美しい変形菌 身近な宝探しの楽しみ方

★あらすじ変形菌は身近な場所に生息する。近所の公園でも見つけることができる。ただ、非常に小さく、落ち葉の裏側など上から見ても見つけにくい。とにかく、姿勢を低くして観察することが見つけるコツだ。変形菌は菌類(キノコやカビ)の仲間ではない。また...
読書三昧

シリコンブックマークを試してみた

栞いろいろ書店で書籍を購入した時、栞をくれることがある。ありがたく貰って、そのまま使うことが多い。ただ、購入した本を読み終わるとそのまま栞も挟みっぱなしにしてしまう。なんとなく、その栞はその本のためのものだから、という気がして。Amazon...
レビュー

「科学的に正しい」とは何か

★あらすじ「科学的方法」とは観察する。仮説を立てる。予測する。テストする。結果を分析して仮説を修正し、やり直す。だと言われている。しかし、科学と、科学ではないものはどんな方法を用いているか否かでは線引きできない。カール・ポパーは方法論ではな...
レビュー

批評理論を学ぶ人のために

★あらすじ二十世紀から今に至る、西洋と日本における批評理論の主な潮流を紹介する。各理論の開設と同時に、個別の作品を題材に分析している。理論と実践とを合わせて示す。構造主義スイスの言語学者フェルディナン・ド・ソシュールは言葉を記号とみなし、そ...
レビュー

フランスの宗教戦争

★あらすじルターの呼びかけは1520年代頃からフランスにも広まり始める。カルヴァンはフランソワ一世にプロテスタントの擁護を訴えるが、プロテスタントは異端と見做され迫害を受けるようになる。カトリックとプロテスタントの衝突は激化していき、156...
レビュー

日の名残り

★あらすじ第二次大戦後、イギリスのダーリントンホールは主(あるじ)のダーリントン卿が亡くなり、その後、アメリカ人のファラディ氏の手に渡る。その際、ダーリントン卿の執事として長年勤めていたスティーブンスはファラディ氏に請われてそのまま屋敷に残...
レビュー

興亡の世界史 大日本・満州帝国の遺産

★あらすじ満州帝国とは一体何であったのか。戦後の日本と韓国に大きな影響を及ぼした岸信介と朴正煕の為してきたことを通して、満州国という存在と、戦後の両国の歴史が連なっていることを示していく。軍事クーデターを起こし、政権の中枢へと就いた朴正煕は...
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