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レビュー

批評理論を学ぶ人のために

★あらすじ二十世紀から今に至る、西洋と日本における批評理論の主な潮流を紹介する。各理論の開設と同時に、個別の作品を題材に分析している。理論と実践とを合わせて示す。構造主義スイスの言語学者フェルディナン・ド・ソシュールは言葉を記号とみなし、そ...
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フランスの宗教戦争

★あらすじルターの呼びかけは1520年代頃からフランスにも広まり始める。カルヴァンはフランソワ一世にプロテスタントの擁護を訴えるが、プロテスタントは異端と見做され迫害を受けるようになる。カトリックとプロテスタントの衝突は激化していき、156...
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日の名残り

★あらすじ第二次大戦後、イギリスのダーリントンホールは主(あるじ)のダーリントン卿が亡くなり、その後、アメリカ人のファラディ氏の手に渡る。その際、ダーリントン卿の執事として長年勤めていたスティーブンスはファラディ氏に請われてそのまま屋敷に残...
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興亡の世界史 大日本・満州帝国の遺産

★あらすじ満州帝国とは一体何であったのか。戦後の日本と韓国に大きな影響を及ぼした岸信介と朴正煕の為してきたことを通して、満州国という存在と、戦後の両国の歴史が連なっていることを示していく。軍事クーデターを起こし、政権の中枢へと就いた朴正煕は...
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宇宙人と出会う前に読む本

★あらすじ主人公は、銀河にあまたある惑星から国際(銀河際)交流のために“宇宙人”たちが集う場に参加している。そこでは各宇宙人たち(もちろん、地球人である主人公も)が“何らかの仕組み”によってある程度は身体の大きさも同じくらいにされ、超高性能...
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問いの立て方

★あらすじ本書はノウハウめいた方法論や読後直ちに使える答えのようなものを書こうとした本ではない。「いい問いの立て方」を考える時、三つの点が思いつく。「いい」と言う言葉の意味は?「良い」のか「善い」のか。「問い」とは何か。調べて答えが分かるも...
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チェスの話

★あらすじ目に見えないコレクション第一次世界大戦後のドイツでは経済が疲弊し、古物商を営んでいる「私」は開店休業中。そんな中、昔の贔屓の一人の記録に興味が湧いてきた。その顧客は決して裕福ではないが、父の代からの顧客で、コツコツと逸品を買い集め...
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読んでいない本について堂々と語る方法

★あらすじ私は批評しないといけない本は読まないことにしている。読んだら影響を受けてしまうからだ。オスカー・ワイルド著者は大学で文学を教えている。そのため、多くの本についてコメントを求められる。その本を読まずに語る事はタブー視されているが、そ...
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タコは海のスーパーインテリジェンス

★あらすじ周囲を海に囲まれた日本は、海産物としてのタコを好んで食べる国民だ。そんな食材としてのタコは馴染み深い存在だが、生物としてのタコについてはよく知られていない。タコの生活史(一生をどのような形で送るのか)すら不明な点が多い。タコは現在...
読書三昧

歴史小説家 今村翔吾氏の本丸書店神保町訪問

本丸書店とは歴史小説家の今村翔吾氏は、自ら書店経営をされていることでも知られている。その今村氏が”棚貸し”式の書店を神保町にオープンした。棚を借りると、自分の好みで選んだ本を置いて販売代行してもらえる。在庫の補充発注などもしてくれるそう。ア...
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