趣味に使える手帳のすすめ

記事内にアフィリエイト広告が含まれています。

★ おすすめの手帳

仕事で使うには、案件の追加・変更が簡単だったり、関係者と共有したり、会議設定が簡単にできたりする、OutlookだのGoogle Calendarだのが便利でしょう。パソコンとスマートフォンの両方で閲覧・編集できますしね。
そのせいか、最近は手帳(予定表)を使うこともなくなってしまいました。以前はMoleskine Daily Plannerを毎年使っていました。「星の王子さま版」や「Star Wars版」などもあって、楽しかったんですけどね。

ところが、最近また、手帳を購入するようになりました。と言っても、Moleskineではなく、出版社が発行している“趣味の手帳”色々です。日々の予定を書き込むDiaryのページももちろんあるんですが、各テーマに関してのミニ辞典としてのページがあるのが魅力なんです。
鉄道オタク向けの「鉄道手帳」には路線図やJRの列車カタログなんぞが載ってますし、「海上保安ダイアリー」には海上保安庁関係先住所や警備救難・航行安全・水路・灯台などの資料のほか関係記事や潮汐・日出没などが掲載されています。

このように、単なる予定表ではなく、趣味の領域で役に立ったり、話のネタを提供してくれる存在なのです。そんな中で、私がここ数年、続けて購入している手帳をご紹介します。

● 吉川弘文館 「歴史手帳」

このサイトでも歴史関係の本を何冊も紹介している通りに歴史が好きな訳ですが、現役受験生だった頃はいざ知らず、最近は年号は忘れるし、応仁の乱の軍勢の勢力図なんて元より知りません。でも、歴史の本を読む時には「あれ、なんだったっけな?」とちょこっと調べたいことが出てきます。もちろん、ググってみてもいいのですが、何度も同じようなことを調べたくなるので一覧表になっていたりすると便利なんです。
あと、暇な時にツラツラと眺めるのも楽しいですし、文化史的なことも多くて便利。例えば、神社建築の様式がイラストになっているので、寺社めぐり散歩の際にも使えます。そして、仏像の図や印契(手の形)も載っていて、仏像鑑賞の際にも参考になります。ついでに、梵字なんぞも載っているので“現地”で活躍することでしょう。戦国時代好きの人には、紋章だったり、城の縄張りだったりもありますよ。

日々の予定表ページには、それぞれの日に行われる各地の祭・行事が紹介されています。7/17は京都の祇園祭 山鉾巡行、10/19は東京のべったら市などなど。

ちなみに、あの山川出版からも「山川歴史手帳」の名前で別の手帳が出版されています。比べてみて、お好みのものをチョイスしてくださいな。

● 講談社ブルーバックス 「ブルーバックス科学手帳」

こちらは科学に関する資料が色々。まずは周期表に、素粒子の分類表(各粒子がどのクオークから出来上がっているか)、主な物質の化学式など。「ベンゼン環ってどんな形だったっけ?」という疑問にパッと答えられます。
天文の領域だと、ハレー彗星や準惑星のエリスの軌道(の図)や月の地図が載ってます。地学領域だと世界のプレート分布や日本列島の活火山分布図が載っていて、地震が起きた時に参考になるかも?!

人体の骨格図、筋肉図はジム通いの人にも便利ですかね。シックスパックとよく呼ばれる腹直筋は、実は八個に分割されているので、本当はエイトパックというのが正しいのかも知れない、なんてことを知ることができますよ。

ノーベル賞受賞者一覧(2018年まで)もあるので、毎年の受賞者発表の時期には良い話のネタになりますよ。

こちらの日々の予定表ページには方程式や公式が載ってます。熱力学第一法則だの、マックスウェルの方程式だの、忘れかけていたものをカレンダーを見るついでに思い出すことが出来ますよ。

ということで、まずは自分の趣味の分野の手帳が出ているか調べて見ましょう。各社から色んな手帳が出ているので、意外な分野の手帳が出ているかも知れません。

コメント