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斎藤氏四代

★あらすじこれまで、斎藤道三については、「まむし」と呼ばれ、戦国の下剋上の体現者信長の正室 濃姫 の父若き信長の才能を見抜き、バックアップした人などとして知られていた。しかし、斎藤道三が生きたころの美濃の情勢については、一般にはほとんど知ら...
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秘密の動物誌

★あらすじジャーナリストである私たちは、クライアントからの依頼を受けてスコットランドのある地方のルポルタージュをするため、彼の地を訪れた。長期におよぶため、取材の拠点としてホテルではなく、一軒屋を借りることにした。その家は数十年に渡って空き...
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ワクチン・レース

★あらすじヘイフリックは、大恐慌が始まった年にアメリカのフィラデルフィアで生まれた。一家は家を失ったりしたものの、貧困に喘ぐようなことはなく、十歳の誕生日には叔父から化学実験セットをもらい、彼の研究に書ける情熱はこの頃から始まった。紆余曲折...
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<出雲>という思想 近代日本の抹殺された神々

★あらすじ出雲大社はスサノヲノミコトやオホクニヌシノカミを祀っていて、アマテラスオホミカミを祀る伊勢神宮とは対をなす存在だ。天皇制国家の下で確立された「国家神道」は、アマテラスオホミカミを始祖とし、その子孫である天皇も神であるというものだ。...
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経度への挑戦

★あらすじ太陽が昇ってから沈むまでの時間と、太陽の高さとから緯度は簡単に割り出せる。だが、経度はそうはいかない。自分がいる場所の時刻と、経度が分かっている場所の時刻とが同時に分かっていないとダメだ。二点の時差が分かれば、距離に換算することが...
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世界一わかりやすいイカとタコの図鑑

第2章までを先行して読みました。あらすじや感想はそこまでの内容についてのものです。刊行後に全部読んで追記するかもしれません。 ★あらすじイカ、タコ、オウムガイ、そして絶滅したアンモナイトが属しているのが頭足類(とうそくるい)。五億年に渡って...
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世界哲学史2

★あらすじ古代から現代まで世界哲学史を一望に収める八巻シリーズの第二巻。一巻目の紹介は下記の通りです。一巻目では“古代文明”の誕生とともに生まれてきた哲学の興りを概観してきたが、二巻目では各文明から生まれてきた思想や宗教を見ていく。哲学は合...
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文豪怪談傑作選 吉屋信子集 生霊

★あらすじ生霊終戦後、シベリアから復員してきた菊治は建具職人をしていた。日本に帰り着いたものの行く当てもなく、この別荘地に彷徨いこんだ。避暑地の冬は、どの別荘も人気がない。菊治は一軒の別荘に忍び込み、仮の宿として使わせてもらうことにした。建...
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エル・スール

★あらすじ主人公のアドリアナの回想として語られる物語。子供の頃、街から二キロも離れた、野原のまっただ中にポツンと建っている家に住んでいた。父と母と、お手伝いのアグスティーナにホセファ、そして彼女。たまに父の妹であるデリア叔母さんが訪ねてくる...
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現代語訳 吾妻鏡 2 平氏滅亡

★あらすじ「現代語訳 吾妻鏡 1 頼朝の挙兵 | Bunjin's Book Review」に続く、二巻目。第一巻(吾妻鏡 第二)は寿永元年(1182)で終わっている。なぜか、一年分、ブランクがある。この時期は木曽義仲が活躍した頃。のちに鎌...
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