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レビュー

鳥居強右衛門

★あらすじ 一次資料は未だ見つかっていない。そのため、実在したかどうかも直接的には分かっていない。だが、鳥居強右衛門(とりいすねえもん)は、その姿や武勇伝が五百年たった現在にまで伝わっている。主命のため、自らを犠牲にし、磔になって死んだ彼。...
レビュー

仮面山荘殺人事件

★あらすじ バレリーナを夢みていた製薬会社社長令嬢の朋美は、樫間高之と出会って新たな喜びに包まれていった。二人は互いに惹かれあい、婚約にまで至ったのだ。だが、結婚式を目前に朋美は交通事故で命を落としています。スピードの出し過ぎだったのか、一...
エッセイ

死者の民主主義

★あらすじ NetGalleyで前半二章を先読み。 本書は、民俗学者の著者が思想誌やウェブメディアなどに発表した文章を集めたエッセイ集だ。 「立憲主義」は、過去の失敗を繰り返さないようにと言う経験値や教訓をルール化し、憲法として国家権力を制...
エッセイ

考えるヒント

★あらすじ 本書は、新聞や雑誌に掲載されたり、著者が講演で語ったものを集めたエッセイ集だ。そのため、テーマは様々で、一般向けに書かれたものなので、いわゆる“評論”のような堅さはない。時事問題や古典の引用に、著者の体験などを交えた話の運びとな...
オーディオブック

教団X

★あらすじ 楢崎はさえない生活を送っている若者。そんな彼がちょっとの間付き合っていた女性、立花涼子が失踪してから数年が立っていた。ある日、友人が彼女を見たと楢崎に言ってきた。彼女はとある宗教施設に出入りをしていたらしい。だが、それは昔の話だ...
レビュー

オスロ警察殺人捜査課特別班 アイム・トラベリング・アローン

★あらすじ かつて、ノルウェーのオスロ警察には、殺人捜査のプロフェッショナルたちが集まった特別なチームがあった。だが、ミア・クリューゲルが起こした“事件”によって解散の憂き目に遭う。チームのリーダーだった敏腕刑事ホールゲル・ムンクは地方警察...
エッセイ

小説の森散策

★あらすじ 本書は、「薔薇の名前」などの著者として知られる、イタリアの小説家・文芸評論家・記号学者・哲学者ウンベルト・エーコがハーヴァード大学ノートン・レクチャーズで行った六回の講義録をまとめたものだ。どのように読書すればいいのか、小説の作...
レビュー

グノーシスの神話

★あらすじ 名前は聞いたことがあっても、どのような思想・考え方なのかは知られていない“グノーシス”。ギリシア哲学のストア派の自然観、そしてユダヤ教・キリスト教の創造信仰のアンチテーゼとして捉えると分かり易い。 ストア派では、「万物にはロゴス...
レビュー

生命の歴史は繰り返すのか?

NetGalleyで刊行前の版をいただき、読んでみました。 ★あらすじ ピクサーの映画「アーロと少年」は、巨大隕石の衝突を免れ、恐竜がそのまま生き残った架空の世界を描いたもの。著者は、その作品に人間が登場することに違和感を感じる。恐竜が生き...
レビュー

天皇の歴史1 神話から歴史へ

★あらすじ 「古事記」「日本書紀」には、初代の神武天皇(カムヤマトイハレヒコ)からの伝承が語られている。一方で、歴史の教科書には普通、卑弥呼に始まり、倭の五王の事蹟が取り上げられている。後者は中国の歴代王朝の正史に記されたもので信憑性が高い...
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